「この人と一緒にやっていこう!」「幸せになろう!」と
思って結婚したはずなのに・・
いざ蓋をあけてみると「こんなはずじゃなかった」
「思い描いていた結婚とは違っていた」
なんてこと。実はよくあります。
結婚前は魅力的に見えていた部分も、別の角度から見ると困った性格だったり、相手の態度が変わったり。「しまった!」と思った時にはもう子供がいたりして・・。
「言っても変わらないのでもう諦めた」、「自分さえ我慢すれば丸く収まるだろう」
自分の本当の気持ちに蓋をして、見て見ないふりをしてここまでやってきたかもしれません。
でも気持ちはどんどん冷めてしまって、
「最近は相手の存在そのものすら嫌で仕方ない」
「子供がいればまだしも、二人きりで何かをするなんて考えられない!」なんてことに。
でもよく考えてください。 子どもが巣立っていった後、夫婦二人きり過ごす生活が今後何十年も続く可能性は十分にあります。 想像がつきますか?
私は性格や相性が違っていたとしても、お互いを思いやる気持ちがあればやっていけると思っています。ですが、日々のすれ違いの中でそんな気持ちは薄れ、怒りをぶつけて、相手の人格までを否定したり、逆に言うべきことを言わないで我慢をしたり、誤解を招いたり・・。
一度そういう思考回路ができあがると、やることなすことが怒り、不満、不安、悲しみの対象に見えてきて さらに相手を攻撃したり、自分が嫌になって自己嫌悪に陥ってしまう悪循環を繰り返してしまいます。
夫婦問題はお互い様の部分と、自分がいくら努力しても変わらない部分の両方が混在しています。
変えられない所をいくら変えようとしても徒労に終わる事が多いです。
ですが、自分の考え方を変えることで受け止め方が変わっていく部分もあるのも事実です。
ここに1つの祈りを紹介します。
冷静さの祈り
神よ
変えることのできるものについて
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを
識別する知恵を与えたまえ。
The Serenity Prayer
God, grant me the serenity
to accept the things I cannot change,
courage to change the things I can,
and wisdom to know the difference.
(ラインホールド・ニーバー "The Serenity Prayer"、大木英夫訳)
更に夫婦の問題は二人の事柄だけでなく、子どもや親との関係性や金銭的な事も絡んでおり、現実的な問題と感情のもつれがこんがらがっています。
頭が混乱してしまって自分ではどうしてよいのかわからない方、まずは自分の親や親戚、そして第三者の立場の人にあなたの夫婦関係を相談してみてください。
現実的な問題ならば弁護士さんや市町村の行政の窓口かもしれません。
イマージュが担当するのは感情のもつれの部分です。自分の怒りや不安の背景にあるものが、変えられるものなのかそうでないものかを検証していきます。
問題が夫婦とは別の所にある場合もあります。(自覚しておられる方も結構いらっしゃいます。)もし変えられる所があるのなら、そこからカウンセリングが始まります。
カウンセリングが進むと、相手というよりは自分にあった問題点に気づくことで、そこから関係性がよくなっていくことがよくあります。 しかし、それとは逆に、つらくても二人の関係を解消した方がお互いの為になる事もあります。
イマージュのコンセプトは、「お二人がより自分らしく生きていくには何ができるか?」を一緒に考えて、膠着した現状を少しでも変えていく事です。
今まで見ないふりをしていた問題に本気で取り組みたい方、まずは自分から変わろうと思っておられる方、お待ちしています。